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ALCとはどのような壁材?メリットとデメリットもご紹介します!
2023-07-21
外壁材には窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル、タイルなど豊富な種類があります。
そのため、これからお家を建てる方や外壁のリフォームを検討されている方の中にはどの外壁材を選べば良いのかお悩みの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は種類豊富な外壁材の中でもALCという素材に注目し、その特徴やメリット・デメリットを解説します。

□ALC外壁とは?

ALCは高温で高圧な蒸気で養生された、内部に気泡のある軽量のコンクリートのことです。
これを板状に成形したものをALCパネルと言い、主に外壁に使われます。

ALCの原料は珪石、アルミ粉末、セメントなどです。
体に危険なアスベストや揮発性の有機化合物などは含まれていないため、安心してお使いいただけます。

ALCパネルにはその厚みや形状によって種類があります。

厚みに関して大別すると、厚さ75ミリメートル以上のものと35~75ミリメートルのものがあります。
ALCパネルを外壁として使う場合、前者は建物の高さが31メートル以下の倉庫やビル、後者は木造や軽量鉄骨構造の住宅に使われます。

形状の種類としては、凹凸のない平らな平パネルと凹凸のある意匠パネル、角に使われるコーナーパネルがあります。

□ALCのメリットとデメリットは?

外壁にALCを使うことを検討されている方や外壁材に悩んでいらっしゃる方は、ALC外壁のメリットとデメリットを理解して納得のいく選択ができるようにしましょう。

*ALC外壁のメリット

1.耐久性が高い

ALC外壁は耐久性が高いため、定期的なメンテナンスを行っていればALCパネル自体は一般的に50年以上使えるとされています。
建て替えを行うよりもメンテナンスしながら同じお家に長く住みたいという方におすすめです。

2.断熱性・耐火性が高い

先述のようにALCパネルの内部には気泡があるため、通常のコンクリートよりも熱伝導率が低いという特徴があります。
そのため、室温が外気温に左右されにくいのです。
また、ALCは燃えにくい構造をしているため、火にも強く、万が一火がついてしまっても有害物質は発生しません。

3.遮音性が高い

ALCの内部にある気泡が音を吸収してくれるため、外の音が建物内に伝わりにくく、建物内の音も外に出にくいというメリットがあります。

*ALC外壁のデメリット

1.つなぎ目が多い

ALC外壁にすると、何枚ものALCパネルを並べて建物に取り付けていくことになります。
そのため、パネル同士のつなぎ目が多く、雨漏りのリスクが高まってしまうのです。
つなぎ目からの雨漏りを防ぐためには、その境目をシーリング剤でしっかりと埋めることが効果的です。

2.防水性が低い

ALCパネルの内部には気泡があるため、水を吸収しやすいという特徴があります。
そのため、耐候性が低くなってしまい、膨張やひび割れの原因となってしまうのです。
ALCパネルの低い耐候性をカバーするためには、耐候性の高い塗料で塗装すると良いでしょう。

3.費用が比較的高い

ALCパネルは外壁材としての機能性が他の外壁材に比べて高いため、その分費用も高い傾向にあります。
他の外壁材の機能性と費用とよく比較して選びましょう。

□まとめ

ALCパネルは内部に気泡のある軽量なコンクリートの板のことを指します。
外壁として使われることが多く、高い耐久性、断熱性、耐火性、防音性があります。
その一方で、雨漏りのリスクがあることや防水性が低いこと、価格が高めであるという側面もあります。

当社は屋根のリフォームを専門としていますが、壁の工事も承っております。
ALC外壁についても疑問点があったり、ご自宅の外壁材としての採用を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
株式会社 住創
〒514-0815
三重県津市藤方2610-4
TEL.059-271-9125
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