従来のデメリットをカバーするルーガ屋根って？特徴や向いている住宅をご紹介！

屋根の経年劣化が気になり、そろそろ葺き替えようかとご検討中の方に朗報です。
とても軽く、頑丈で、しかも錆びない屋根材があるのをご存知でしょうか。
その瓦の名前は「ルーガ」、最近注目されている屋根材です。
今回は、ルーガの特徴やメリットをご紹介します。

□デメリットをカバー？ルーガってどんな屋根材？

カタカナ表記のルーガという文字を見ると西洋風の屋根材を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際の見た目は瓦によく似た屋根材です。

ルーガの最大の特徴はその軽さです。
日本の瓦は非常に丈夫で、瓦に勝る屋根材はないと絶賛されていましたが、逆にその頑丈さゆえにとても重いのがデメリットでした。
瓦が劣化して落ちてしまうと大事故にも繋がるため、重量が問題視されたのです。

そこで、見た目は同じまま軽量化を実現したのがルーガです。
ルーガは「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」という名称で、最近人気の屋根材であるスレートと同じものが原料になっています。
そのため、見た目は瓦にそっくりでもスレートと同じような軽さを実現できているのです。

瓦では重すぎて災害時に心配という方でも、ルーガを採用していただくことで安心して生活できます。

□ルーガのメリット

しかし、瓦の耐久性に信頼を置いている方からすると、スレートと同じ素材で本当に耐久性は大丈夫なのかと心配になってしまいますよね。
ここではルーガを採用するメリットを紹介します。

＊耐久性・耐震性・耐風性に優れている

素材はスレートと同じものの、スレートよりはるかに厚みのあるルーガは、非常に耐久性が高いのが特徴です。
また素材のおかげで衝撃吸収性にも優れているので、破損しにくい造りになっています。

さらにその厚みのおかげで風に飛ばされにくく、内部の目が細かいので雨水が浸透しにくいのもメリットの1つです。
台風による被害や雨漏りを防いでくれます。

＊デザインが豊富

ルーガにもさまざまな種類があり、日本風の瓦から西洋風のデザインまで揃っています。
理想の外観がある場合は、一通りルーガのデザインを見てみてはいかがでしょうか。

＊メンテナンスが楽

ルーガは金属製ではないので、錆びる心配がありません。
そのため海沿いにお住まいの方でも採用しやすいのが特徴です。
また耐久性も高いので、全体的にメンテナンスの手間がかからないのは嬉しいポイントです。

□まとめ

日本の美しい屋根材、瓦に代わり、そのデメリットを最大限なくした屋根材「ルーガ」をご紹介しました。
次の屋根材に迷っているなら、ぜひルーガの魅力にも触れてみてください。
屋根の葺き替えや点検をご希望の方は、お気軽に当社までご相談ください。