本文へ移動

新着情報とお知らせ

新着情報とお知らせ

折半屋根とはどんな屋根?特徴やメリット・デメリットを解説します!
2023-04-01
雨風から暮らしを守る屋根には、たくさんの種類があります。
その土地その気候、それぞれの住宅や施設に合った屋根が日々の暮らしを守っているのです。
その中で、折半屋根という屋根を聞いたことがあるでしょうか。
今回は屋根の種類の1つである折半屋根について、特徴やメリット・デメリットを紹介します。

□折半屋根とはどんな屋根?

折半屋根とは、金属の板を波打った形に加工した屋根で、よく見るものでは体育館や工場などの屋根に使われています。
一般家庭でも、カーポートや倉庫の屋根などに使われているのを見たことがあるかもしれません。
折半屋根は設置方法が非常にシンプルで、梁の上に防水紙を張らず、直接屋根を乗せてボルトでとめます。

折半屋根の最大の特徴は耐久性の高さです。
金属の板金一枚を曲げて作られているので接合部がなく、波打たせているので強度もしっかりしています。
水はけも良いので簡単には錆びにくく、それゆえ高い耐久性を誇ります。

金属製なので耐火性もあり、その扱いやすさから工場や体育館のような広い面積にも利用されているのです。

□折半屋根のメリット・デメリット

上記のように耐久性に優れている折半屋根ですが、メリットの半面デメリットももちろんあります。
あらかじめメリットとデメリットを知っておくことでトラブルがあったときも冷静に対応できるので、ぜひ確認しておいてください。

*メリット

折半屋根を採用するメリットは、構造がシンプルであるがゆえの施工の簡単さです。
板を乗せてボルトで固定し、余計なものは張らなくていいため、どれだけ大きい屋根でも他より圧倒的に短期間で施工できます。
工程が少ないので、コストも比較的安価です。

さらに板同士の継ぎ目が少ないので雨漏りが起こりにくいのも、折半屋根ならではです。
大規模な屋根では雨漏り修理も大変なので、これは非常に嬉しいメリットでしょう。

*デメリット

一方のデメリットは、定期的な塗装が必要であることです。
いくら板同士の継ぎ目がなくても、雨風により屋根が錆びて穴が開いては意味がありません。
トラブルを防ぐためにも、定期的にプロに点検・塗装のメンテナンスをしてもらいましょう。

また、板一枚の折半屋根には断熱性がありません。
ストーブや暖房で暖を取ろうとすると天井に結露が発生することもあります。
心配な方は、少しコストがかかりますが折半屋根の下に断熱材を敷く方法も検討してみてください。

□まとめ

体育館や工場など、大規模な施設で使用されることの多い折半屋根。
その特徴は、シンプルで安価、さらに耐久性に優れていることなどが挙げられます。
反面、錆が発生しやすいので定期的な塗装が必要です。
また断熱性が低いので、不安な方は断熱材を施工することも考えてみてください。

屋根に関するお困りごとは、お気軽に当社までお声がけください。
株式会社 住創
〒514-0815
三重県津市藤方2610-4
TEL.059-271-9125
FAX.059-271-9119
1.瓦工事
2.防水工事
3.樋工事
4.壁工事
5.大工工事
6.板金工事
7.太陽光パネル設置
TOPへ戻る