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新着情報とお知らせ

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折半屋根とは?種類や特徴をご紹介します!
2023-03-28
住宅や施設の外観を見ていると、様々な屋根の形があることに気づきます。
建物の造りや目的に合わせて発展してきた屋根は、驚くほどたくさんの種類があるのです。
その中でも、「折半屋根」という屋根をみなさんはご存じでしょうか。
今回は屋根の種類の1つ、折半屋根についてご紹介します。

□折半屋根とは?

折半屋根は、金属素材の板を波打たせて加工した形の屋根です。
工場や体育館のような大型の施設で用いられる他、一般家庭でも倉庫やカーポートなどに使われています。

その最大の特徴は耐久性の高さです。
金属製の屋根の中では軽量な折半屋根は施設に与える負担も少なく、耐久性にも非常に優れています。
金属の板を波打たせることで強度を高め、金属製のため火にも強いのです。
耐用年数は20~30年と言われていますが、きちんとメンテナンスすればそれ以上に長持ちします。

また設置方法もシンプルで、梁の上に直接屋根を乗せてボルトで固定するので費用や期間も節約できます。

ここまで聞くと万能のように見えますが、もちろんデメリットも存在します。

・鉄製なので錆が発生する
・断熱性が低い
・外部の音が伝わりやすい

特に錆に関しては、放置していると金属が傷んで穴が開くと雨漏りの原因にもなります。
そのため、定期的な点検と塗装が必要なのです。

□折半屋根の工法の種類

折半屋根には主に3つの工法が存在します。
それぞれ施設や地域の気候に合った適切な工法を選ぶことで、安全性を高められたり外観が綺麗になったりします。

*はぜ締め

梁の上からタイトフレームという折半屋根の下地を取り付け、その上に折半屋根を設置します。
ボルトが不要な工法なので、安価に済み、さらに雨漏りも起こりにくい特徴があります。
雨が多い地域におすすめです。

*重ね

先ほど説明した通りの工法で、屋根材を設置したあとボルトで固定します。
圧倒的に強度が高く、風の強い地域ではこの工法が活躍します。

*嵌合(かんごう

屋根材の継ぎ目を吊子という専用の金具で固定して上からキャップを嵌める工法です。
ボルトや専用金具が露出しておらず、見た目が非常にすっきりしています。

□まとめ

折半屋根は金属板を波打たせた形状の屋根材で、体育館や工場などの大規模な施設で導入されています。
広範囲の施工でも短期間で設置できて比較的安価であり、さらに耐久性にも優れています。
錆びやすい、断熱性が低い、外部の音が響きやすいなどのデメリットもありますが、とても優秀な屋根材です。

また折半屋根には3種類の工法があり、建物の特徴からうまく選んで活かすことが大切です。

屋根に関する困りごとがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
株式会社 住創
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三重県津市藤方2610-4
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