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新着情報とお知らせ

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セメントの瓦とはどんな瓦?特徴やほかの種類の瓦との違いを解説します!
2023-03-15
瓦屋根は家を守るために耐久性、耐水性に優れている必要がありますが、何もせずに放置しているといつの間にか劣化が進んでいることもあります。
特に1970〜80年代に流行したセメント瓦は、点検やメンテナンスが必要な時期になってきているはずです。
今回は、セメント瓦の特徴やほかの瓦との違いを解説します。
またセメント瓦のメンテナンス方法も紹介しているので、セメント瓦を採用している方はぜひ最後までご覧ください。

□セメント瓦とは?

セメント瓦とは、セメントと砂で作られた瓦です。
その最大の特徴は耐久性・耐火性に優れていることで、風でずれるのを重みで防いでくれます。
現在は他の瓦の生産がメジャーになり、セメント瓦の生産は行われていません。

セメント瓦と似ている種類の瓦に、同様にセメント製のスレート屋根、コンクリート製のモニエル瓦があります。

スレート屋根との違いは厚みで、スレート屋根は同じセメント製でも厚みが6㎜しかありません。
同じような素材の屋根材でも1㎝以下の厚みならスレート屋根と判断します。

モニエル瓦はセメント瓦の一種ですが、特殊な加工が施されており耐水性に優れています。
セメント瓦の小口部分、つまり断面部分は非常になめらかですが、モニエル瓦はざらざらしているのが明確な違いです。

□セメント瓦のメンテナンス方法

*色褪せ

屋根の色が褪せてきているのは、セメント瓦の塗装が劣化している症状です。
セメント瓦は耐水性がないので、高耐水性塗料で耐水性を補っています。
そのため塗料が剥げてしまうと雨漏りの危険が高まります。
屋根にコケやカビが生える原因にもなり屋根材の劣化を促進してしまうので、プロに塗装を依頼しましょう。

*ひび割れ

耐水性が低いセメント瓦は、水分を含むと膨張し、乾くと収縮します。
これを繰り返すうちに変形して起こるのがひび割れです。
ひび割れも雨漏りの重大な原因になり得るので、割れ目の補修と塗装をしてもらいましょう。

*瓦のずれ

長期間風にさらされていると、いくら耐久性に優れたセメント瓦でもずれてしまうことがあります。
このズレから雨水が侵入し雨漏りの原因になるので、早めに直してもらいましょう。

またこれらの症状が屋根全体的に見られる場合は、屋根の葺き替えを検討してください。
何度も繰り返し補修を依頼しても結局費用がかさばりますし、何より全体的な劣化は家の耐久性に影響を及ぼします。
家の安全を守るためにも、一度瓦を全部葺き替えることも考えておきましょう。

□まとめ

耐久性と耐火性に優れた特徴を持つセメント瓦。
現在は生産されていませんが、寿命は30〜40年ともいわれています。
正しくメンテナンスすればもっと長く使えるので、日ごろから劣化症状に気を配ってみてください。
主な劣化症状は色褪せ、ひび割れ、ズレなどで、これらが見られたらプロに補修を依頼しましょう。
また定期的な屋根の点検も、屋根を長持ちさせるうえで重要です。
屋根の点検をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。
株式会社 住創
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