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コロニアルNEOとは?劣化症状を見分けて正しいメンテナンスを!
2023-02-05
屋根は紫外線や雨風の影響を直接受けるため、築年数が増えるにつれて劣化していきます。
劣化から屋根を保護するためには屋根塗装が必要です。
しかし、屋根塗装でも修復できないほど劣化してしまう屋根材も存在します。
その1つが、コロニアルNEOです。
今回は、コロニアルNEOの見分け方とリフォーム方法について解説します。

□コロニアルNEOとは?見分ける3つの基準

コロニアルNEOとは、平成13年頃に販売されたスレート屋根材の一種です。
当時、身体への悪影響が問題となっていたアスベストを使用しない屋根材として開発されましたが、築10年ほどで劣化症状が報告されたことで、現在は製造されていません。

新築から早い段階で劣化症状が出ると、その後のメンテナンスに支障が出ます。
コロニアルNEOで報告される劣化症状は、無数のひび割れや大きな欠けです。
ここまでの劣化となると、屋根の耐久性を保つために行う屋根塗装も意味をなさず、現在コロニアルNEOは「塗装できない屋根」とされています。

では、コロニアルNEOの主な劣化症状を詳しくご紹介します。
お住まいの屋根がコロニアルNEOかどうかの判断材料としてください。
また、屋根の状態を確認する際は、落下の危険性もあるので無理をせず、塗装会社に依頼しましょう。

*方向性のないひび割れ

コロニアルNEOは耐久性が低いため、何か大きな原因があってヒビ割れるというわけではなく、塗装の際に屋根に人が乗っただけでひび割れてしまいます。
そのため、あらゆる方向にひび割れてしまうというのが特徴の1つです。

*大きな欠け

ひび割れが悪化すると、屋根自体が欠けてしまいます。
欠けをそのままにしておくと、屋根材の下の防水シートが劣化し雨漏りの原因になります。
コロニアルNEOは、ひび割れがなくても全体的に耐久性が低いため、欠ける度に交換しているときりがありません。

*1枚ごとの変色

1枚ごとに変色するという劣化症状が見える場合もあります。
これは家の機能性へ直接影響するものではないですが、コロニアルNEOだと判断する基準の1つです。

□コロニアルNEOのリフォーム方法

屋根のひび割れや大きな欠けは、雨漏りにつながります。
2つのリフォーム方法を知って、コロニアルNEOの屋根でも安全に暮らしましょう。

1.カバー工法

カバー工法は、既存の屋根材から新しい屋根材を重ねる方法です。
既存の屋根材を撤去・処分する必要がないため、工期も短く、費用も抑えられます。

一方で、既存の屋根材が既に雨漏りをしている場合、上から屋根材を施工した後は下地の状態を確認できないため補修できなくなります。

2.葺き替え

葺き替えは、既存の屋根材を全て撤去して新しい屋根材を施工する方法です。
屋根材や防水シートが全て新しくなるため、雨漏りをしていたとしても新しい状態が復活します。

一方で、カバー工法とは異なり、屋根材の撤去・処分に費用がかかります。

□まとめ

今回は、コロニアルNEOの見分け方とリフォーム方法について解説しました。
平成13年頃に家を建ててあまり屋根のメンテナンスをしていない方は、ぜひ一度屋根の状態を確認してみてください。
そして、もしコロニアルNEO特有の劣化症状が見られたら、早い段階でリフォームを検討しましょう。
安全な屋根の下での暮らしを当社がサポートいたします。
屋根診断をはじめ屋根に関する工事は当社にお任せください。
株式会社 住創
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